否定表現
nek … nek … 否定文の中で「…も…も」と表現する際に用いる。
- Nek li nek ŝi respondis. – 彼も彼女も答えませんでした。
- Vi nek sidas nek rigardas. – あなたは座りもせず、見ようともしません。
neni- 否定を示す相関詞
- Mi neniam diros al iu. – 私は決して誰にも言いません。
※ 英語では否定表現を繰り返し強調して "I shan't never tell no-one" という言い回しをするが、エスペラント語では二重否定による強調をしないので Mi neniam diros al neniu という表現は間違いとなる。
Mem
Mem は「〜自身」(私自身、あなた自身、彼自身など)という意味。名詞や代名詞の後ろに続けて「〜自身」であることを強調するために用いる。
- Mi mem faris tion. – 私自身でそれをしました。
さようなら
エスペラント語で「さようなら」の挨拶にはいくつかの方法があるが、一般的には、
- ĝis la revido – 「また会うまで」という意味(英語の "see you", フランス語の "au revoir" に相当する)
または冠詞を省いて ĝis revido とも言う。
接頭辞 ek-
この接頭辞は、
- 動作を示す語根に付いて、動作の始まり、または瞬間的な動作を示すのに用いる
- 状態を示す語根に付いて、その状態に入る動作を示すのに用いる
- ekparoli – 話し出す
- eksilenti – 黙る(ekのない silenti は「黙っている」)
- eksidi – 座る(ekのない sidi は「座っている」)
- ekridi – 笑い出す
接尾辞 -aĵ
「〜な物」「〜の物」という意味を持たせる接尾辞。
- manĝaĵo – 食べ物、食料品
- trinkaĵo – 飲み物、飲料品
- belaĵo – 美しい物
- sendaĵo – 送付した物、荷物、書状