相関詞表
付録ページの相関詞表を学習すると、いかに論理的に組み立てられているか分かるだろう。これらの45単語の意味は2つの要素が組み合わされて出来ている。特に、以下の単語は記憶しておきたい。
- ĉio – すべてのこと
- ĉiu – それぞれ、各々、誰もが
- ĉiuj – すべて (複数形)
- ĉiam – いつも
- iom – 少し、幾分
表中のいくつかの単語は複数形の語尾 -j や対格の語尾 -n を付けることができる。 :
- -j を付けることができるのは、 -u か -a で終わる単語、
- -n を付けることができるのは、 -o, -u, -a や -e で終わる単語である。
Kio
使用例:
- Kion vi manĝas? Kukon mi manĝas. - あなたは何を食べていますか? 私はケーキを食べています。
Kiu
- Kiu – 誰, どれ (単数)
- kiun – 誰を, どれを (単数)
- kiuj – 誰ら, どれら (複数)
- kiujn – 誰らを, どれらを (複数)
Kia
使用例:
- Kia estas la vetero? – 天気はいかが(どのよう)ですか?
- Kian aŭton vi havas? – あなたはどんな(種類の)車を持っていますか?
- Kiaj estas ŝiaj leteroj? – 彼女の手紙はどんなふうですか?
- Kiajn fotojn vi faris? – あなたはどのような写真を撮りましたか?
Kie
使用例:
- Kie mi estas? – 私はどこにいるのでしょうか?
- Kien vi iras? – あなたはどこへ行くのですか?
前置詞と一緒に
- Al kiu – 誰に…?
- kun kiu – 誰と一緒に…?
- al tiu – その人に
- inter tiuj – それらの人の間に
比較の程度
比較級は pli で表す。
- pli bona – より良い
- pli granda – より大きい
最上級は plej で表す。
- plej bona – 最良の
- plej granda – 最大の
「~よりも」は ol で表す。
- pli bona ol vi – あなたよりも良い
「~の中で」は el で表す。
- La plej bona el ĉiuj – すべての中で最良の
Pli と plej は副詞と一緒にも使われる
- pli rapide – より速く
- plej rapide – 最も速く
Dum
「~の間」という意味の単語 Dum は前置詞と接続詞の両方の使い方ができる。
- Li sidas dum la manĝo. – 彼は食事中座っている。(前置詞)
- Ŝi skribas dum li legas. – 彼が読んでいる間、彼女は書いている。(接続詞)
Ĉi
不変化詞の ĉi は、ti- で始まる相関詞と共に使われ、近接を表す。
- tiu – その(人) / tiu ĉi または ĉi tiu – この(人)
- tie – そこ / tie ĉi または ĉi tie – ここ
接尾辞 -ind
他動詞の語根について、「~に値する」、「~する値打ちがある」、「~すべき」などの意味を示す。
- aŭskultinda – 聞くべき、聞くに値する ( aŭskulti 聞く)
- leginda – 読むべき、読むに値する ( legi 読む)
- bedaŭrinde – 残念ながら ( bedaŭri 残念に思う)※文字通りの意味は「残念に思うに値する」
- nedankinde – どういたしまして ( danki 感謝する) ※文字通りの意味は「感謝に値するものではありません」